エティモエ(学名:Copaifera spp.)は、マメ科(Fabaceae)に属する植物で、主に西アフリカの熱帯雨林地域に分布しています。以下に、エティモエの木材に関する情報を説明します。
用途
家具、建築材、フローリング、窓枠、ドア、羽目板、合板、船舶建造などに使用されます。また、その耐久性と安定性から、屋外での使用にも適しています。
色味
心材は、暗い赤褐色からチョコレートブラウンの色合いを持っています。一方、辺材は、淡いクリーム色から黄色味を帯びた色合いです。また、年輪がはっきりとし、美しい木目が特徴です。
硬さ
硬さが中程度で、加工しやすいとされています。ただし、木目が交差している部分や、樹脂が多い部分は加工が困難な場合があります。
重量
乾燥密度が約0.65 g/cm³程度で、中程度の重さがあります。そのため、構造的な強度が求められる用途に適しています。
産地
西アフリカの熱帯雨林地域(ナイジェリア、ガーナ、カメルーン、コートジボワールなど)に自生しています。
科目
マメ科(Fabaceae)に属しています。この科には、他にもアカシア、ワトガシ、ローズウッドなど、多くの木材を産する植物が含まれています。
以上が、エティモエの木材に関する情報です。その美しい木目と耐久性が特徴で、さまざまな用途で利用されています。