オクメ(おくめ)

オクメ(Okoume)は、中央アフリカに原産の高木で、その木材は柔らかく、軽量で、木目が直線的であるため、様々な用途に利用されます。

用途

合板やベニヤの製造に最適で、その軽量性から航空機やボートの製造にも用いられます。また、家具、キャビネット、ドア、窓枠、模型作り、楽器(特にギターの背板や側板)などにも利用されます。

色味

一般的に淡いピンク色から明るい赤褐色の範囲で、年輪はほとんど見えず、木目は直線的です。

硬さ

柔らかくて加工しやすい木材で、硬さは比較的低いです。そのため、切削や成形が容易で、仕上げもきれいになります。

重量

軽量で乾燥密度は約0.43 g/cm³です。その軽さから航空機やボートの製造に適しています。

産地

西アフリカと中央アフリカ(特にガボン)の熱帯雨林地帯に自生しています。

科目

バラ科(Rosaceae)に属する木で、その他のバラ科の植物にはリンゴ、桜、バラなどがあります。

以上が、オクメの木材に関する情報です。その軽さと加工の容易さから、多種多様な用途に利用されています。

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