ウエンジ(学名:Millettia laurentii)は、マメ科の常緑広葉樹で、主にアフリカ中部地域に分布しています。以下にその特徴をまとめます。
用途
ウエンジの木材は、高い耐久性と密度を持つため、家具、床材、パーケットフローリング、窓枠、ドア、キャビネット、楽器(ギター、ドラム)、彫刻、建築用材料、橋梁、船舶建造などに利用されます。
色味
心材は、暗い茶色から黒褐色で、黄色やオレンジの筋が見られることがあります。木目は直線的で美しいです。その色合いと木目は、家具やインテリアに適しています。
硬さ
硬くて重い木材で、加工する際は注意が必要です。しかし、適度な強度と耐久性を持っています。このため、様々な用途で利用されます。
重量
おおよそ0.8~0.9g/cm3程度で、重い木材です。この特性から、強度と耐久性が求められる用途に適しています。
産地
主にアフリカ中部地域(コンゴ民主共和国、カメルーン、ガボン)に分布しています。
科目
マメ科(Fabaceae)に属しています。この科には、他にアカシア(Acacia spp.)や、ケヤキ(Pterocarpus spp.)などの樹木も含まれています。
ウエンジは、その美しい色合い、高い耐久性、強度から、多くの用途で利用される木材です。特に家具、床材、パーケットフローリング、窓枠、ドア、キャビネット、楽器(ギター、ドラム)、彫刻、建築用材料、橋梁、船舶建造などに使用されます。