用語集

熱処理加工(ねつしょりかこう)

熱処理加工とは熱処理加工とは、金属材料を特定の温度に加熱し、その後冷却することで、物理的・機械的特性を変化させる加工技術です。主に鉄鋼材料や非鉄金属に適用され、強度、硬度、靱性、延性、耐摩耗性、耐腐食性などを改善する目的で用いられます。金属...

スラブ(すらぶ)

スラブとは、コンクリートや石材などの建築材料を使用した床や基礎などの平面部分を指します。スラブは、建物の重量を支え、負荷を分散させるための構造物であり、床や基礎などの平面部分に用いられます。コンクリートスラブは、建築現場で型枠を作り、鉄筋を...

セラミックコンデンサ(せらみっくこんでんさ)

セラミックコンデンサは、電気回路で使用される一種のコンデンサであり、高い信頼性と高い性能を備えた重要な電子部品です。セラミックコンデンサの主な材料はセラミックであり、内部には導体が配置された構造になっています。高い耐熱性、耐湿性、耐電圧性、...

精密ろ過(せいみつろか)

精密ろ過とは、微小な粒子や不純物を取り除くために行われる、非常に細かいフィルターを使用したろ過のことです。通常のろ過では取り除くことができない微細な粒子や不純物を取り除くため、目の細かいフィルターを使用することで高い精度でろ過を行います。精...

サンドブラスト(さんどぶらすと)

サンドブラストとは、圧縮空気や水流などを用いて、砂や鋼球などの硬質粒子を高速で吹き付け、表面を削り取ることで、表面加工や清掃を行う技術のことです。表面の汚れやコーティング物を除去し、表面粗さを調整することができます。また、表面に模様や凹凸を...

サブゼロ処理(さぶぜろしょり)

サブゼロ処理とは?基本の理解サブゼロ処理とは、焼入れ後の金属をマイナス温度(一般的に-70℃から-196℃)に冷却することで、残留オーステナイトの分解を促進し、マルテンサイト化を進める熱処理工程の一つです。別名「深冷処理」や「超低温処理」と...

ゲルコート(げるこーと)

ゲルコートとは、高分子化合物をベースとする表面処理用のコーティング材料であり、一般的にはポリエステルやポリウレタン樹脂にゲル化剤や硬化剤を添加したものを指します。耐候性、耐薬品性、耐摩耗性、耐衝撃性に優れており、表面保護や美観向上に利用され...

ケイ素樹脂(けいそじゅし)

ケイ素樹脂とは? ケイ素樹脂(シリコーン樹脂)は、有機ケイ素化合物(ポリシロキサン)を主成分とした高分子材料です。シリコーン樹脂とも呼ばれ、炭素とシリコンが組み合わさった特異な分子構造を持ち、耐熱性・耐候性・電気絶縁性・撥水性など、他の樹脂...

ブタジエンゴム(ぶたじえんごむ)

ブタジエンゴムは、合成ゴムの一種であり、ブタジエンモノマーから製造されます。このゴムは、熱、耐寒性、耐油性、耐薬品性、耐摩耗性など、多くの優れた物理的特性を持っています。また、他の一般的なゴムと比べて、化学的安定性が高く、強い粘着性を持って...

ニトリルゴム(にとりるごむ)

ニトリルゴムは、アクリロニトリルとブタジエンから合成される合成ゴムの一種です。ニトリルゴムは、耐油性や耐薬品性が高く、密封性が優れているため、自動車部品、医療用具、ゴム手袋などの分野で広く使用されています。ニトリルゴムは、アクリロニトリルの...